写経用紙・写経セット・筆写経販売店 般若心経・写経道具の通信販売 全国送料600円 北海道・沖縄1000円※7,700円以上で送料無料(北海道・沖縄を除く)
五蘊とは、色・受・想・行・識の5つの集まりのことをいいます。 仏教では、この世界にお存在はすべてこの5つの条件からできていると考えられています。 受・想・行・識は心・精神に属し、色は物質的な存在を表しています。 五蘊はみな実体、我がない、空である。 このことは、般若の智慧で観照された事実ですから「照見」といいます。
苦・厄はともに「苦しみ」、度は「わたりこえる」ことです。 仏教ではこの世の中を「一切皆苦」といって、苦しみに満ちているとされています。 そもそもお釈迦様が仏道を開かれたのも、世の中に満ちた苦悩から解脱するのが目的でした。 苦難や災厄にあうと、人は外的な要因を探し、他人を責めたり、恨んだりしてしまうものです。 しかし、いかに自己中心的に原因を外に求めても、因果の道理は必然です。 仏教は、その因果を深く諦観し、苦の原因は真実に対する無知であり、すべては自業自得であると教えています。 あらゆる苦から抜け出すには、悟りを開き、自分が変わることではじめて実現します。