お経は釈尊が説かれたものをまとめたもので、その文字を見るだけで功徳があり、声に出して唱えるとさらに功徳があると言われています。

功徳とは、善い行いをすることによって、その人に備わる徳のことです。

写経は、その経典を1文字1文字自分の手で書き写すので、さらに功徳があるとされています。

そもそも釈尊がひらいた仏教とはどのような教えがあるのでしょうか?

全ての人に生・老・病・死があり、人生は苦しみ、悩み、迷いに満ちたものである。

仏教では、その苦しみの原因を明らかにして、そこから抜け出し、安らぎへの導く手助けをしています。

人生の苦しみから解放され、絶対自由の安らぎの境地のことを解脱と言いますが、解脱は仏教者が不断に求め続けている究極の境地です。