・小筆

毛の部分はのりで固めていますので、使用する際は穂先を半分くらい指でやさしくほぐしてからからその部分を軽く水で洗い落してください。
根元までおろしてしまうと、穂先が割れたりコシが無くなって書きにくくなり長持ちしません。
その他、小筆を長時間使用していると、毛の途中で墨が固まり固くなって書きにくくなります。
その際は、書き損じた紙などに水を少し含ませて丁寧に拭き取ると、元の書きやすい状態になります。
夏は特に墨の蒸発が早いので、まめに拭き取ることが必要です。固まった筆は硯に無理に押し付けたり、歯でかんだりするとすぐに筆は使い物にならなくなります。