三世とは過去・現在・未来のことで、大乗仏教独特の考え方です。
三世にわたって世に出現する無数のの御仏が三世諸仏です。「仏」というのは、本来はブッダを音写したことばで「悟りをえた人」という意味ですが、現在では俗化され、さまざまなイメージを伴って用いられています。
三世諸仏とは、過去・現在・未来にわたってこの世に出現するすべての仏をいいます。

般若は仏母、諸仏を生み出すもとの存在です。
母である般若波羅蜜多を完成することが、仏になるということです。